中国の最新物流状況

新型コロナウイルスによる感染症拡大により、フォワーダー各社は中国国内での業務に支障が出ており、特に、湖北省武漢では厳しい状況が続いています。
中国国内の空港や港湾は一部を除いて運用を継続しているものの、営業を再開した地域では勤務者が限られ、企業や工場の再開には地方自治体から承認を得なければならないこともあり、オペレーションは制限されています。陸上輸送は、各地の感染防止対策のためドライバー不足が生じています。中国では現在、自治体を跨いで移動する場合、14日間の検疫期間が課されるため、至る所で労働力が不足しています。(3月1日時点での情報)
ANAカーゴは、2月上旬時点で、貨物需要減退により日本発着の上海・広州便の一部等で3月末まで運休や減便を行うとしていましたが、足元の需要回復に鑑み、2月下旬から上海・広州便等で、臨時便を含めた追加の運航が始まりました。
航空フォワーダー各社は、多くの地域で営業を継続しています。武漢での営業再開は3月中を予定しています。


カテゴリ: お知らせ  投稿日時: 2020年3月18日