椿油粕の生産状況ほか…3/30現地発

 

中国全土の工場が2月に閉鎖された為、2~3月の生産計画は3~4月にズレ込む見込みです。人の隔離政策等で労働者が仕事に戻る迄に14日掛かります。3月に生産再開後も人員が不足しており、現在も通常体制に戻す努力を継続しています。4月中旬迄に生産能力が回復すると予測しています。(現在、私=社長も夜の生産シフトに入っています。)

弊社の提携袋メーカーは、中国の袋生産拠点の温州地域にあり、COVID-19の最も酷い感染地帯の為、袋生産体制が元に戻る迄に時間が掛かります。

28日出港予定だった東京向け2コンテナは、4月1日出港予定へ延期されました。今朝、船社に出港日時を再確認した時は、新規変更がなければ水曜出港という回答でした。午後、船会社からBL COPYが届くのを待って再度連絡します。

中国の新型肺炎最新情報!!! 3月27日提携メーカ発 (Google翻訳)

昨日26日朝、最善の努力を尽くし、東京向けコンテナを寧波港に搬入し、通関、出国検査、検疫を終了しました。搭載予定の28土曜出航船は東京に最も早く到着する便でしたが、船会社から「出港が4月3日に遅れる」旨の連絡を受けました。この背景として、寧波港隣町の舟山で、デンマーク船船員に新たな感染者が見つかり、26日から寧波港が封鎖され、船員全員の検査が行われています。

新型肺炎の感染は、中国内では抑制されてきましたが、海外の感染が益々深刻化しています。相手国ターミナルが停止したり減少して船の積載能力が不足すれば、船の寄港を取消す場合があります。又、中国内規制も完全に解放された訳ではなく、広東省は「物流と宅配の禁止を継続中」で、湖北省は「湖北省から他省への人の移動を禁止中」です。この混乱は暫く続く見込みです。

 

 

 

高知港近隣の皆様へ

椿油粕ペレットは輸入許可になり、現在、納品中です。コロナウィルスの影響で生産や船舶輸送が困難を極めて大変遅くなりました。

高知港に椿油粕が入港しました!

積出港を出た後、釜山港で積替え待をしていた椿油粕は今日23日高知港へ入港しました。大変お待たせしました。

中国の最新物流状況

新型コロナウイルスによる感染症拡大により、フォワーダー各社は中国国内での業務に支障が出ており、特に、湖北省武漢では厳しい状況が続いています。
中国国内の空港や港湾は一部を除いて運用を継続しているものの、営業を再開した地域では勤務者が限られ、企業や工場の再開には地方自治体から承認を得なければならないこともあり、オペレーションは制限されています。陸上輸送は、各地の感染防止対策のためドライバー不足が生じています。中国では現在、自治体を跨いで移動する場合、14日間の検疫期間が課されるため、至る所で労働力が不足しています。(3月1日時点での情報)
ANAカーゴは、2月上旬時点で、貨物需要減退により日本発着の上海・広州便の一部等で3月末まで運休や減便を行うとしていましたが、足元の需要回復に鑑み、2月下旬から上海・広州便等で、臨時便を含めた追加の運航が始まりました。
航空フォワーダー各社は、多くの地域で営業を継続しています。武漢での営業再開は3月中を予定しています。

コロナウィルスと輸入について

中国湖北省武漢で発生したコロナウィルス感染肺炎は、今や世界中に広がり、パンデミック状態になってしまいました。中国の春節を境に、中国内各地の交通、生産、船積が一斉に閉鎖され外出も禁止されました。2月第四週辺りから、少しずつ椿油粕関連の活動が再開しました。農家から工場への原材料の搬入、工場での生産、港への輸送と船積等々。然し、従前の100%稼働時と比較すると、いずれの工程もマンパワーやスピードを欠いており、2月~3月の椿油粕生産や船積はかなりスローダウンしています。港で船の抜港があったり滞貨状態です。又、中国の港から出港しても、日本のローカル港向けは、韓国釜山での積替えが必要です。御存じの様に、韓国でもコロナウィルス感染が広がっている為、釜山港でおいても船の抜港や滞貨が発生しています。遅れや滞貨などが解消し、元に戻るには未だ暫く掛かりそうです。